【膝痛の新常識】骨同士が当たって痛い!でも関節の軟骨は本当は痛みを感じません!

現在では膝痛や腰痛、肩こり改善の方法をスマホやネットで検索すると、溢れかえるほど情報が出てきます。
そして、どれが本当に正しいのか、そしてどれが私にあっているのかなど情報に惑わされた事はないでしょうか?

病院の診察や検査(レントゲンやMRIなど)では大きな問題がない場合には、痛み止めや湿布を処方されて無理しないように過ごすよう言われ、2週間後に再診察…。
場所によっては、病院や接骨院でも昔から行われている、電気・温熱治療や寝たままマッサージを行うことが多いのではないでしょうか?

当整体院にも、
・レントゲンやMRI上、骨などには問題はなかったけどその後もなかなか良くならない
・痛み止めや湿布を処方され、仕事は落ち着いたら再開したけどまた痛くなってしまった
・電気治療やクリニックや病院でのリハビリをやっていたが効果を感じなかった

・運動やストレッチが良いのは知ってるけど、具体的に何をやったら良いかわからない、誰も教えてくれない
など多くのお悩みや不安のご相談を頂きます。

初めての膝痛を経験した方も、繰り返している方にしても、膝痛の原因や正しい治療方法、そして正しい対策を理解して実践していくことが必要であり、取り入れた方の多くのケースで改善が見られます。

 大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター ~からだ塾~では、「痛みを改善させ、痛みを繰り返さない体づくり」を掲げ、活動しています。
 当コラムでは痛みのない元気な生活を送れるよう、膝痛について解説いたします。

【膝痛の新常識】骨同士が当たって痛い?膝関節の軟骨は本当は痛みを感じない!

「軟骨がすり減って骨同士が当たって痛い⚡」

膝痛を抱えている方、または悩んでいる方
このように思っている方いませんか?

私たちの身体は神経が通っているところが
痛みを感じるようになっております。

しかし、
関節軟骨には神経がないため、痛みを感知できません。

つまり、
関節軟骨同士がぶつかっても本来は痛みがでません。

【膝痛の新常識】骨同士が当たって痛い?なぜ膝に痛みが出るのか?痛みを出している部分は他にある!

ではなぜ痛みが出るのでしょうか?

変形性関節症と診断された患者さん
「軟骨がすり減って骨同士が当たって痛い⚡」
このようなイメージをもつ人はお客さんも医療者もまだ多いのが事実です。

しかし、
元々の病院勤務時代も
現在の当整体院に来院されるお客さんも
しっかりカウンセリングし評価していくと、
膝の内側に限局して痛みを訴えるひとは比較的少ないのが現状です。

レントゲン上では
膝が変形し内側が狭くなっている、ぶつかっている
そのため「変形性膝関節症」と診断はされるが、
実際は痛みを訴える部位は内側に限らず、
関節軟骨以外の膝周りを構成している
他の組織に痛みがでていることがあります。

つまり、
必ずしも「レントゲンで捉えられた所見と痛みの症状は一致しない」
ということ。

よく痛みを訴える部位として、

・膝蓋下脂肪体
・滑膜および関節包
・筋腱付着部
・軟骨下骨
・半月板
・筋肉
・神経 など

このような組織に痛みがでることが多くあります。

なぜその部位に痛みが出るのかは、
実際の動きやお体の状況を見てみないと分かりません。

そのため、当整体院が大事にしているカウンセリングや評価を通じて、
痛みを出している組織を見つけて施術をしていく事が痛みの改善には重要になります。

まとめ

今回は「膝痛」についての記事でした。

膝痛や腰痛や肩こりは一生の中で多くの人が経験する一般的な症状ですが、
その原因についての正しい知識と対策、そして適切な運動を取り入れることで、効果的に管理することができます。
痛み止めや湿布、電気療法やマッサージの効果は限定的であり、併用して科学的なエビデンスに基づいた運動や生活習慣の改善が重要です。

腰痛に対する正しい理解、効果的なストレッチや筋力強化エクササイズの実践、そして健康的な生活習慣を維持することが、腰痛の予防と改善に繋がります。専門家の助言を受けながら、自分に合った方法で腰痛と向き合いましょう。

痛みを繰り返している腰痛にサヨナラするためには、お仕事や活動量なども鑑みながら、適切なセルフケアやトレーニングを行うことが大切です。一つずつ取り組んでみて、自分に合った方法を見つけていくことが重要です。

大事なことは
・ご自身のおからだの特徴を把握すること
・ケガや病気のことをきちんと知ること
これらが重要となります。

当整体院『からだ塾』では、おからだの状態をカウンセリングや評価を通じて確認し、体の不調、痛みやコリなどの改善に向けた施術はもちろん、ご自身でも行えるセルフケア(運動療法やトレーニング)を学び、他ではないトータルサポートで繰り返さないからだ作りを支援、サポートいたしております。

ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。

ご自身の体のことを正しく知り、ご自分に合った施術、セルフケアやトレーニングでつらい症状を改善させていきましょう。


大田区池上の整体院からだ塾のご紹介

膝・腰などの痛みは大田区池上の整体院 からだ塾にご相談ください。
理学療法士が痛みの緩和と繰り返さない体づくりをする整体院です。
運動療法での生活習慣病対策やリハビリ、セルフケアのアドバイスも行います。

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痛みを繰り返さない体作りのためのカウンセリングお体の状態を把握させていただくためのカウンセリング。
痛みを繰り返さない体作りのために必要不可欠な要素となります。
逆説的にいうと、たくさんの方々は痛みを繰り返している「理由」があります。
その「理由=原因」を見つけていく必要が...
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この整体コラムを書いた人

大田区池上駅の整体院 からだ塾センター長・理学療法士田中隆太

保有資格

  • 理学療法士(国家資格)免許取得
  • 日本オランダ徒手療法士 四肢コース修了
  • 日本オランダ徒手療法士 準徒手(脊柱・骨盤帯コース)修了
  • 日本オランダ徒手療法士 徒手(筑波大)コース
  • 日本オランダ徒手療法士 認定講師任命
  • 日本理学療法士協会在籍 新人教育プログラム修了
  • 日本理学療法士協会在籍 登録理学療法士取得済
  • 日本理学療法士協会在籍 地域ケア会議推進リーダー取得
  • 日本理学療法士協会在籍 介護予防推進リーダー取得
  • ポケットセラピスト   登録理学療法士
  • 健康経営アドバイザー取得
  • 一時救命処置(BLS:basic life support)取得

執筆

  • 医療情報サイト『Good Health』
    怖さもしらないと!ステロイド(関節注射)効果と副作用 (good-health.jp)

メッセージ

当整体院は「お客様自身が『自らの力』で健康になってもらう」をミッションとしております。
ご自身の大事なお体の特徴、状態を把握している方はそう多くない現状です。
それは、子供のころから、体について学ぶ機会が今の日本には少ないからです。
痛みを繰り返しているには「理由」があります。
寝て、マッサージをしてもらって、ラクになって帰る。これだけでは痛みを繰り返してしまいやすいのです。
大事なことは
おからだの特徴を知り、それに対し、どのようなケア方法、トレーニング方法を知り、実践していくかが重要となります。

『あなたにもっと早く会えていれば良かった』
これは私たちが病院勤務の時、理学療法士としてリハビリテーションを患者さんと行っているときによく言われた忘れられない言葉です。

『40代、50代であなたに会って、からだの事を教えてもらえていたら、こういうからだにはならなかったかもしれないね』
これが、私が病院だけでは助けられない方々がいると直面し、病院に入院してからではなく、問題が浮き彫りに出る前から、支援をしないといけないと決意が固まった瞬間でした。

私たちができる事は何か?を日々探究しながらより良いサポートができるように邁進しております。
そしてこの大田区で地域貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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