怪我や事故で骨折された方の多くが経験したことのあるリハビリテーション。
ご自身で動くことが難しくなってしまったため、少しでも筋力や体力などが弱くならないように手術直後や入院直後から
リハビリを行い、そして今までの生活やお仕事に戻れるように、趣味の活動が継続できるように進めていきます。
足や背骨の圧迫骨折後はや日常動作のしにくさに悩まされる方が多く、継続的なリハビリを行うことが大切です。
現在の制度では骨折などの怪我や、腰痛や五十肩なども含む整形外科的な疾患の場合は「運動器リハビリテーション」と呼ばれ、期限は150日です。（※運動器とは骨や関節、筋肉、靭帯のこと）
決められた期限しか病院やクリニックではリハビリが行えないため、期限を超えてしまった「リハビリ難民」と呼ばれる方々も非常に多いと言われております。
そのような方々の中には、退院後や外来リハビリの期限が過ぎてからも、まだ専門家のリハビリの人たちとまだやりたいと多くの声も聞かれます。
実際に当整体院【からだ塾】にも下記のようなご相談が多く寄せられます。
・リハビリの期限が過ぎてしまい、その先のからだのことが不安
・リハビリが終わってしまい、次はどんなところでやればいいのか分からずに困っている
・自分でもリハビリをやっているけど定期的に見てもらいたい
・もっと動けるようになるために、まだリハビリは継続したいのに場所がない！
・もっと動けるようになりたいのに！どこでやればいいのか知らない！ など
このような現状のリハビリ制度により不安やお悩み抱えている方の問題を解決するために、大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター～からだ塾～では、「痛みを改善させ、痛みを繰り返さない体づくり」を掲げ活動しています。
スタッフは理学療法士の国家資格を持ち、痛みや動作、運動療法に関しての専門家です。総合病院での14年間のリハビリテーション業務での臨床経験や日本オランダ徒手療法など、これまで培ってきた正しい知識や技術を駆使してあなたに合ったリハビリや施術、個別にオーダーメイドで対応させていただいておりますのでご安心ください。
当コラムでは現状のリハビリ制度、自費リハビリのことなどお役に立つ情報を解説いたします。
骨折などのお怪我に自費リハビリ骨折後の痛みと拘縮について
骨折などのお怪我に自費リハビリ骨折後の痛みの原因
骨折後や靭帯損傷後の痛みは、主に以下の要因によって引き起こされます。まず、骨折した部位が正常に癒合する過程では、痛みが生じることがよくあります。骨が治癒する際には、周囲の組織や神経に圧迫が生じ、痛みを感じることが一般的です。さらに、骨折に伴う炎症反応や組織の修復プロセスも痛みの原因となります。また、骨折後の安静や運動不足により、周囲の筋肉が萎縮し、関節が拘縮することもあります。この筋肉の萎縮や関節の拘縮は、血行不良や運動制限を引き起こし、痛みや運動機能の低下をもたらすことがあります。
特にお怪我の重症度も高かったり、複数部位のお怪我、そのほかに動きを制限してしまう症状（内科の問題など）の場合、リハビリには時間がかかるケースが非常に多いです。
骨折などのお怪我に自費リハビリ痛みと拘縮との戦い
骨折や靭帯損傷後の痛みや拘縮を克服するためには、適切なリハビリテーションが欠かせません。リハビリテーションプログラムは、患者の症状や状態に応じて個別に設計されるべきです。まず、リハビリテーションの初期段階では、痛みの軽減や関節の可動域の回復を促すための柔軟性やストレッチングエクササイズが重要です。これにより、関節や筋肉の拘縮を防ぎ、血行を改善することができます。
また、リハビリテーションのプログラムには、筋力トレーニングやバランス訓練などの機能的なエクササイズも含まれるべきです。筋力トレーニングは、周囲の筋肉を強化し、安定性を高めることで関節への負担を軽減し、痛みを緩和する効果があります。バランス訓練は、転倒のリスクを低減し、日常生活の活動に安全に復帰するための重要な要素です。
さらに、リハビリテーションでは、患者の生活習慣や活動レベルに合わせたアドバイスや指導も行われるべきです。適切な姿勢や動作の指導、日常生活での安全な動作の練習などが含まれます。患者はリハビリテーションのプログラムに積極的に参加し、専門家の指導のもとで継続していくことで、痛みや拘縮を克服し、日常生活により良い品質をもたらすことができます。
しかし、問題となってくるのが、日常生活レベルに戻るだけではなく、さらにはお仕事や地域の活動、趣味レベルの活動となると機能が不十分で満足いかない、困ってしまうケースが多いのが現状です。なぜなら、個々によりお怪我の程度や回復の能力も異なるため定められているリハビリ期限では足りないのです。さらには希望としている、必要としている動作の難易度や目標達成に応じて、リハビリに必要な時間や期限が異なるため医療保険内のリハビリでは不十分な部分も出てきてしまいます。
骨折などのお怪我に自費リハビリ高品質なサービス
自費でのリハビリテーションを導入している場所では、公的な医療機関と比較して、より高品質なサービスが提供されることがあります。その理由はいくつかあります。まず、自費施設は患者のニーズに合わせたカスタマイズされたケアを提供することができます。専門のスタッフが患者の状態を個別に評価し、適切な治療プランを立てることができるため、より効果的な治療が期待できます。
さらに、自費施設では最新の設備や技術を活用することができます。これにより、より先進的な治療法やトレーニング方法を提供することが可能です。例えば、最新のエクササイズ機器やリハビリテーション用具を使用することで、患者の回復をより効率的にサポートすることができます。また、専門のスタッフが最新の医学的知識を持っているため、最先端の治療を受けることができます。
さらに、自費施設では公的な医療機関よりも時間をかけて介入できる傾向があります。これは、医療保険制度でリハビリテーションは1単位20分と定められた枠があり、病院やクリニックでは多くの患者さんを見る必要があるため、一人当たり1〜2単位、つまり20〜40分でリハビリを提供しいるところが多いです。しかし、自費診療では予約制を導入したり、制度上の縛りがないため、患者さんに必要なお時間や期限でサービスが提供できるのです。
総じて、自費でのリハビリテーションを導入している場所では、より高品質なサービスが提供されることがあります。患者は専門のスタッフや最新の設備を活用しながら、より効果的な治療を受けることができます。
骨折などのお怪我に自費リハビリ自費でのリハビリテーションのメリット
骨折などのお怪我に自費リハビリ個別化されたケア
自費でのリハビリテーションを選択することで、患者は個別化されたケアを受けることができます。公的な医療制度では、一般的な治療プランが提供されることが一般的ですが、患者の状態やニーズに合わせてカスタマイズされたケアを受けることは難しい場合があります。しかし、自費でのリハビリテーション施設では、患者の個々の状況を考慮し、専門家が細かく治療プランを立てることが可能です。
例えば、同じ大腿骨骨折の患者でも、年齢や健康状態、骨折のタイプや重症度などによって治療方法やリハビリプログラムが異なります。自費でのリハビリテーションでは、これらの要因を考慮し、患者に最適な治療計画を策定することが可能です。また、治療プランの途中で患者の状態を評価し、必要に応じて調整することも容易です。
個別化されたケアは、患者がより迅速かつ効果的に回復するためのカギとなります。専門家が患者のニーズを理解し、適切な治療法やエクササイズを提供することで、痛みの軽減や機能の回復を促進することができます。そのため、自費でのリハビリテーションを検討する際には、個別化されたケアのメリットを考慮することが重要です。
骨折などのお怪我に自費リハビリ待ち時間の短縮
公的な医療機関では、多くの患者が求めるため、待ち時間が長くなることが一般的です。特に骨折後のリハビリテーションでは、早期の治療が重要であり、待ち時間が長引くことは患者の回復に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、自費でのリハビリテーション施設では、人数に制限を設けたり、予約制を導入することで公的な医療機関よりも待ち時間が短縮される傾向があります。
自費でのリハビリテーションでは、一般的に予約が取りやすく、治療を受けるまでの待ち時間が少ない場合があります。決められた時間の中で、お仕事や家事など忙しい日々の中、お体のことも考慮すれば待ち時間はとても無駄な時間であり、少なければ少ないほどお体にも負担になりません。
予約制のところは待ち時間が少ないことで、治療や施術の連続性が保たれ、効果的なリハビリプログラムを実施することが可能となります。そのため、自費でのリハビリテーションを選択する際には、待ち時間の短縮がもたらす利点を考慮することが重要です。
骨折などのお怪我に自費リハビリ自己管理の重要性
リハビリテーションにおいて患者自身が積極的に自己管理を行うことは非常に重要です。もちろん、怪我直後や手術後などはご自身で動かせない分、リハビリテーションの専門家たちがフルサポートをしながら一緒に行っていきます。
しかし、ここでより鍵となってくるのが自己管理です。専門家による治療だけでなくリハビリ時間以外にもさらに、患者が日常生活での姿勢や動作に注意を払ったり、適切なエクササイズやストレッチを行うことも重要です。
患者自身が積極的に運動やストレッチを行うことで、筋力や柔軟性が向上し、関節の拘縮を予防することができます。また、適切な姿勢や動作を意識することで、負担やストレスを軽減し、痛みの発生を防ぐことが可能です。これらの取り組みは、リハビリテーションの効果を高めるだけでなく、将来の再発や合併症のリスクを低減するのに役立ちます。
自己管理はリハビリテーションの一環として習慣化されるべきであり、治療期間だけでなく長期的な健康維持のためにも重要です。患者は専門家の指導を受けながら、自身の状況に合わせた適切なエクササイズやストレッチを継続的に行うことで、痛みや拘縮を軽減し、回復を促進することが可能です。自己管理の取り組みは、患者が自身の健康状態に積極的に関与し、リハビリテーションの成功を支える重要な要素となります。
骨折後のリハビリテーションにおいて、患者自身が積極的に自己管理を行うことは非常に重要です。
自費リハビリで拘縮・能力改善リハビリテーションの重要性と進め方
自費リハビリで拘縮・能力改善持続的なケアと自己管理の重要性
リハビリテーションの効果を最大限に引き出すためには、施術だけでなく、患者自身が自宅での運動やケアを継続することが不可欠です。リハビリテーションセッションの間だけではなく、日常生活での積極的な関与が回復の鍵となります。
自宅での運動やストレッチングは、リハビリテーションのプログラムを補完し、持続的な改善を促進します。患者は定期的にリハビリテーションの指示に従い、自己管理の実践を行うことで、痛みの軽減や機能の向上を実感することができます。
持続的なケアと自己管理は、回復プロセスの長期的な成功につながります。一度のリハビリテーションセッションだけでなく、日々の積み重ねが重要です。患者は自らの健康に責任を持ち、リハビリテーションの指示に真摯に取り組むことで、回復の進展を促進し、再発や合併症のリスクを最小限に抑えることができます。そのため、患者と専門家が密接に連携し、持続的なケアと自己管理の重要性を共有することが重要です。
骨折などのお怪我に自費リハビリ期限を超えてもリハビリを継続することの可能性
リハビリは継続かつ定期的なセッションを受けることが重要です。特に複雑な骨折など重症度が高い場合、他の内部疾患があり通常より回復が遅い方、高齢者の場合、一般的な回復より時間がかかることが多くあります。そのため、リハビリテーションの期限を超えても継続することが非常に重要です。
リハビリテーションの継続には、患者とリハビリスタッフとの密接な連携が不可欠です。専門家は患者の状態を評価し、必要に応じて治療計画を調整することができます。また、患者は自身の進捗状況や治療目標に向けて、積極的に取り組むことが重要です。定期的なフォローアップや自己管理の実践により、リハビリテーションの効果を最大限に引き出すことができます。
リハビリテーションの期限を超えても継続することで、患者はより良い結果を得ることができます。適切なケアと継続的な取り組みにより、痛みや機能障害の改善が可能となり、日常生活の質が向上します。そのため、リハビリテーションの重要性を理解し、必要な場合には期限を超えても継続することが大切です。
骨折などのお怪我に自費リハビリ大腿骨の骨折を2回して手術をした方のケース
最後に当整体院【からだ塾】に来られているかたのケースをご紹介いたします。
【60代女性】
若い時に左大腿骨のお怪我をし、今回は転倒により若いことと同じ左側の大腿骨の骨折で入院
入院中と外来でリハビリを継続し、リハビリの期限である150日でリハビリを卒業となる。
杖を使わずに日常生活を送れるようにはなったが、元々アクティブに活動されていた方で、
・怪我をした側の股関節の可動域を広げたい
・違和感がある膝をなんとかしたい
・しゃがみ込みの動作ができるようになりたい
・元々行なっていたヨガをやりたい
このようなご希望と目標がありからだ塾でのサービスをご利用となる
【経過】
2週間に1回のサポート
4ヶ月後にはヨガも再開しながらしゃがみ込みの動作も滑らかに可能となった
現在はご自身で行えるセルフケアも見直しとお体のコンディショニングを継続中
まとめ
今回は「骨折後の自費リハビリ」についての記事でした。
制度の限界もあり、リハビリの期限が過ぎた方や、そもそも痛みを抱えているがリハビリを受けるための基準に達しないことで、専門家によるリハビリや施術が受けられないなど、リハビリ難民が増えております。
お身体を良くしていくために大事なことは、
・ご自身のおからだの特徴を把握すること
・ケガや病気のことを正しく知ること
・ご自身のお身体に必要なことを知ること
・リハビリや運動などセルフケアを継続していくこと
これらが重要となります。
当センター『からだ塾』では、おからだの状態をカウンセリングや評価を通じて確認し、体の不調、痛みやコリなどの改善に向けた施術はもちろん、ご自身でも行えるセルフケア（運動療法やトレーニング）を学び、他ではないトータルサポートで繰り返さないからだ作りを支援、サポートいたしております。
あなたの不安やお悩みを解消し、笑顔で日々を過ごせるよう、私たちが全力でサポートします。一歩踏み出して、健康で幸せな未来を一緒に築きましょう。ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。
ご自身のからだのことを知り、ご自分に合った施術、セルフケアやトレーニングでつらい症状を改善させていきましょう。
大田区池上の整体院からだ塾のご紹介
膝や腰の痛みでお悩みの方は、大田区池上の整体院「からだ塾」へご相談ください。
経験豊富な理学療法士が、痛みの緩和だけでなく、再発しない体作りをサポートします。
生活習慣病の予防やリハビリに加え、効果的なセルフケアのアドバイスも提供し、日常生活をより快適にするお手伝いをいたします。
サービス紹介
痛みを繰り返さない体作りのために必要不可欠な要素となります。
逆説的にいうと、たくさんの方々は痛みを繰り返している「理由」があります。
その「理由＝原因」を見つけていく必要が...
初回予約のご案内
大田区池上の整体院「からだ塾」は患者様ひとり一人の症状やご状況に合わせてしっかりとサポートできるよう、完全予約制とさせて頂いております。
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この整体コラムを書いた人
大田区池上駅の整体院 からだ塾センター長・理学療法士田中隆太
保有資格
- 理学療法士(国家資格)免許取得
- 日本オランダ徒手療法士 四肢コース修了
- 日本オランダ徒手療法士 準徒手(脊柱・骨盤帯コース)修了
- 日本オランダ徒手療法士 徒手(筑波大)コース
- 日本オランダ徒手療法士 認定講師任命
- 日本理学療法士協会在籍 新人教育プログラム修了
- 日本理学療法士協会在籍 登録理学療法士取得済
- 日本理学療法士協会在籍 地域ケア会議推進リーダー取得
- 日本理学療法士協会在籍 介護予防推進リーダー取得
- ポケットセラピスト 登録理学療法士
- 健康経営アドバイザー取得
- 一時救命処置(BLS:basic life support)取得
執筆
- 医療情報サイト『Good Health』
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メッセージ
当整体院『大田区池上整体院 からだ塾』のミッションは、「お客様が『自らの力』でも健康を管理できるようになること」です。
しかし、ご自身の大事なお体の特徴や状態を把握している方はそう多くないのが現状です。
それは、子供の頃から体について学ぶ機会が今の日本には少ないからです。
・病院で湿布や薬を処方されても、痛みがなかなか改善せずに悩んでいる方
・腰痛や膝の痛み、肩こりに苦しみ、整骨院や整体院、マッサージに通い続けても、またすぐに痛みが戻ってしまう方
・病院でのリハビリが期限で終わり、でも本当はまだサポートが必要だと感じている方
・痛みが落ち着いて運動を再開したけれど、再び痛みが出て、趣味や日常生活を全力で楽しめないと感じている方
・何とか自分で改善したいと願っているものの、どこから始めれば良いのか分からずに迷っている方
・既に他の治療院や整体、病院のリハビリを試したけれど、満足のいく結果が得られなかった方
これらすべての方々にお伝えしたいのは、痛みを繰り返すには「理由」があるということです。内服での対症療法、寝てマッサージを受け、一時的にラクになるだけでは、根本的な解決には至りません。
本当に大事なことはご自身のお体の特徴を理解し、それに合わせた適切なケア方法やトレーニングを知り、実践することが、長期的な改善の鍵となります。
『あなたにもっと早く会えていれば良かった』
これは、私たちが病院勤務時代に理学療法士としてリハビリテーションを行っていた際に、患者さんからよく言われた忘れられない言葉です。
『40代、50代であなたに会って、体のことを教えてもらえていたら、こんな状態にはならなかったかもしれない』
この言葉を聞いた時、私は病院に来る前にもっと早くサポートが必要だと痛感しました。病院だけでは救えない方々がいる現実に直面し、問題が表面化する前から支援をする必要性を強く感じました。
私たちが提供できるのは、単なる一時的な痛みの軽減ではなく、長期的な健康維持のためのサポートです。これを日々探求しながら、より良い支援を提供できるよう邁進しています。そして、この大田区で地域貢献を果たしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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