登山を趣味で楽しまれている方、お仕事とされている方、登山中に腰痛や膝痛を経験したことがある方も多いのではないでしょうか？これらの痛みは、楽しい登山を妨げる大きな要因です。
しかし、実際には
・どう対処していけば良いのか？
・安静にした方が良いのか？
・ストレッチやマッサージが良いのか？
情報が溢れている中で、正しい情報を見つけるのが難しいと多くの声をいただきます。
その中でも当整体院をご利用いただいている方で、
「腰痛や膝痛を繰り返しているが、その対策は調べてもよく分からないし、誰も教えてくれない」という不安を抱え、「このまま一生付き合っていかないといけないのか…」と思っていた方がいらっしゃいました。
腰痛や膝の痛みの治し方には、欠かしてはいけない正しい知識とポイントがあり、それを実践していった方は個人差はありますが、右肩下がりで症状は変化している方がほとんどで多くのケースで改善します。
大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター ～からだ塾～では、「痛みを改善させ、痛みを繰り返さない体づくり」を掲げ活動しています。
本記事では、登山中の腰痛と膝痛の原因を明らかにし、それぞれの予防策と対処法を紹介します。理学療法士の視点から、痛みを未然に防ぎ、快適に登山を楽しむための方法を解説します。この記事を読むことで、登山の不安を解消し、自然の中での活動を最大限に楽しむための知識が得られます。
登山中の腰痛の原因と対策
腰痛の主な原因
登山中に腰痛が発生する原因は多岐にわたります。まず、背中の筋肉の緊張や疲労が挙げられます。長時間にわたる登山では、背中の筋肉が過度に使われるため、緊張が高まり腰痛が引き起こされることが多いです。また、登山中の姿勢の悪さも腰痛の原因になります。重いバックパックを長時間背負うことで、腰への負担が増し、腰痛が発生しやすくなります。さらに、足場の悪い道を歩く際には、バランスを取るために腰の筋肉が余計に使われることもあり、これが腰痛の一因となります。これらの原因を理解することで、予防策や対処法を見つけることが可能です。
治し方の前に知っておく大事なこと登山中に腰痛を予防する方法
登山中の腰痛を予防するためには、いくつかの方法があります。まず、適切な準備運動とストレッチが重要です。登山前に腰や背中の筋肉をしっかりとほぐしておくことで、筋肉の緊張を和らげ、腰痛の発生を防ぎます。また、適切な姿勢を保つことも大切です。重いバックパックを背負う際には、肩ひもをしっかりと調整し、腰にかかる負担を軽減するようにしましょう。さらに、登山中にこまめに休憩を取り、腰や背中の筋肉をリラックスさせることも有効です。これらの対策を実践することで、登山中の腰痛を予防することができます。
治し方の前に知っておく大事なこと腰痛が発生した際の対処法
もし登山中に腰痛が発生した場合には、まず無理をせず休憩を取りましょう。痛みを感じたら、その場で休憩をし、腰を冷やすか、温めることで痛みを和らげることができます。冷やす場合には、氷や冷却パックを使い、温める場合には、温かいタオルやカイロを使用します。また、痛みがひどい場合には、鎮痛剤を服用することも考えられます。ただし、薬の使用は一時的な対策に過ぎないため、早めに専門家に相談することが大切です。帰宅後には、整体院で適切な施術を受け、再発防止のためのアドバイスをもらうと良いでしょう。
登山中の膝の痛みの原因と対策
膝の痛みの主な原因
登山中の膝の痛みは、多くの登山者が経験する問題です。主な原因としては、膝の関節にかかる過度の負担があります。特に下り坂では、膝への衝撃が大きくなり、関節や軟骨にダメージを与えることがあります。また、筋力不足や柔軟性の欠如も膝痛の原因となります。筋肉が十分にサポートしていないと、膝の関節に過度の負荷がかかりやすくなります。さらに、誤った歩行フォームや適切でない登山靴の使用も膝痛の一因となることがあります。これらの要因を理解し、対策を講じることが膝の痛みを防ぐ第一歩です。
登山中に膝の痛みを予防する方法
膝の痛みを予防するためには、まず筋力トレーニングとストレッチが効果的です。特に太ももの前面の筋肉である大腿四頭筋を鍛えることで、膝の関節をしっかりとサポートすることができます。また、柔軟性を高めるストレッチも重要です。登山前にしっかりと筋肉を伸ばし、関節の可動域を広げておくことで、膝への負担を軽減します。さらに、登山靴の選び方にも注意が必要です。適切なフィット感とクッション性のある靴を選ぶことで、膝への衝撃を和らげることができます。これらの予防策を取り入れることで、登山中の膝痛を防ぐことができます。
膝の痛みが発生した際の対処法
膝の痛みが登山中に発生した場合には、まずその場で休憩を取ることが重要です。無理をせず、痛みを感じたらすぐに休むようにしましょう。膝を冷やすことも効果的です。冷却パックや氷を使って膝を冷やし、炎症を抑えることができます。また、サポーターやテーピングを使用して膝を固定し、安静を保つことも有効です。痛みが続く場合や、症状が悪化する場合には、専門の医師や理学療法士に相談することをお勧めします。帰宅後には、整体院で適切な施術を受け、再発防止のためのケアを受けることが重要です
整体院で行う腰痛・膝痛のケア方法
整体院で受けられる施術の種類
整体院では、腰痛や膝痛に対する様々な施術を受けることができます。まず、マッサージやストレッチを通じて筋肉の緊張を緩和し、血行を促進する施術があります。これにより、筋肉の柔軟性が向上し、痛みの軽減が期待できます。また、骨格の歪みを矯正する施術も行われます。骨格のバランスを整えることで、体全体の負担を軽減し、腰痛や膝痛の原因を根本から解消することができます。さらに、電気療法や温熱療法などの物理療法を組み合わせることで、より効果的な治療を行うことができます。
腰痛・膝痛に効果的な整体の技術
整体院では、腰痛や膝痛に特化した技術が用いられます。例えば、トリガーポイント療法は、痛みの原因となる筋肉の硬結を直接刺激し、緩和する方法です。この技術は、腰痛や膝痛の原因となる筋肉の緊張を効果的にほぐすことができます。また、関節モビリゼーションは、関節の動きを改善し、痛みを軽減する方法です。特に膝の痛みに対して有効であり、関節の柔軟性を高めることで痛みを和らげます。これらの技術を組み合わせることで、整体院では個々の患者に適した施術を提供することができます。
定期的な整体ケアの重要性
腰痛や膝痛の予防・改善には、定期的な整体ケアが非常に重要です。整体院での定期的な施術は、痛みの再発を防ぎ、体のバランスを維持するために役立ちます。特に登山などの活動を続けるためには、体のメンテナンスが欠かせません。定期的に整体院を訪れ、専門家のアドバイスを受けることで、腰痛や膝痛のリスクを最小限に抑えることができます。また、セルフケアの方法や日常生活での注意点なども指導してもらえるため、総合的な健康管理が可能になります。整体ケアを継続することで、登山をより楽しむことができるでしょう。
登山家の施術例をご紹介
ケース：30代 男性
年間30回以上、日本各地の登山を行っている方
目標：膝の痛み、腰の痛みを改善させて、これからも登山を生涯楽しんでいきたい！
【施術後の感想】
日々の腰痛改善や登山をこれから先続けていくために利用しています。
1回目は目標や自分が何を悩みにしているかをカウンセリング、その上で現状の体の強みと弱みを調べてくれました。
自主トレを教えてくれ、2回目はその復習。
前回との比較もしっかりと教えてくれて、分かりやすいように変化点も説明してくれます。
自主トレの難易度も上がりましたが、実際に登山中の膝の違和感も減る実感もあるので、
引き続き自分の体を壊さずに登山を続けるために継続していこうと思いました！
【経過】
現在は膝痛や腰痛は改善し、
月1回の頻度でコンディショニングでご利用中。
お身体の評価、そしてセルフケアの見直し、難易度の高い山にもチャレンジできるようにトレーニングを継続中。
まとめ
今回は「登山、腰痛と膝の痛み」についての記事でした。
登山中の腰痛や膝痛を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が重要です。腰痛の原因としては、筋肉の緊張や姿勢の悪さがあり、ストレッチや正しい姿勢を保つことが効果的です。膝痛の原因には、関節への過度な負担や筋力不足があります。これに対しては、筋力トレーニングや柔軟性を高めるストレッチが有効です。痛みが発生した場合には、即座に休憩を取り、冷却や固定を行うことで症状を緩和できます。
さらに、整体院での定期的なケアは、痛みの根本原因を解消し、再発を防ぐために欠かせません。専門の施術と日常生活でのセルフケア指導を受けることで、腰痛や膝痛のリスクを最小限に抑えることができます。登山を安全かつ快適に楽しむためには、日々のケアと予防策を徹底することが大切です。
正しい知識を知った上で適切に管理していくことが重要となります。
繰り返している腰痛や膝の痛みにサヨナラするためには、お仕事や活動量なども鑑みながら、適切なセルフケアやトレーニングを行うことが大切です。一つずつ取り組んでみて、自分に合った方法を見つけていくことが重要です。
大事なことは、
・ご自身のおからだの特徴を把握すること
・ケガや病気のことを正しく知ること
これらが重要となります。
当センター『からだ塾』では、おからだの状態をカウンセリングや評価を通じて確認し、体の不調、痛みやコリなどの改善に向けた施術はもちろん、ご自身でも行えるセルフケア（運動療法やトレーニング）を学び、他ではないトータルサポートで繰り返さないからだ作りを支援、サポートいたしております。ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。
ご自身のからだのことを知り、ご自分に合った施術、セルフケアやトレーニングでつらい症状を改善させていきましょう。
大田区池上の整体院からだ塾のご紹介
膝や腰の痛みでお悩みの方は、大田区池上の整体院「からだ塾」へご相談ください。
経験豊富な理学療法士が、痛みの緩和だけでなく、再発しない体作りをサポートします。
生活習慣病の予防やリハビリに加え、効果的なセルフケアのアドバイスも提供し、日常生活をより快適にするお手伝いをいたします。
サービス紹介
痛みを繰り返さない体作りのために必要不可欠な要素となります。
逆説的にいうと、たくさんの方々は痛みを繰り返している「理由」があります。
その「理由＝原因」を見つけていく必要が...
初回予約のご案内
大田区池上の整体院「からだ塾」は患者様ひとり一人の症状やご状況に合わせてしっかりとサポートできるよう、完全予約制とさせて頂いております。
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この整体コラムを書いた人
大田区池上駅の整体院 からだ塾センター長・理学療法士田中隆太
保有資格
- 理学療法士(国家資格)免許取得
- 日本オランダ徒手療法士 四肢コース修了
- 日本オランダ徒手療法士 準徒手(脊柱・骨盤帯コース)修了
- 日本オランダ徒手療法士 徒手(筑波大)コース
- 日本オランダ徒手療法士 認定講師任命
- 日本理学療法士協会在籍 新人教育プログラム修了
- 日本理学療法士協会在籍 登録理学療法士取得済
- 日本理学療法士協会在籍 地域ケア会議推進リーダー取得
- 日本理学療法士協会在籍 介護予防推進リーダー取得
- ポケットセラピスト 登録理学療法士
- 健康経営アドバイザー取得
- 一時救命処置(BLS:basic life support)取得
執筆
- 医療情報サイト『Good Health』
怖さもしらないと！ステロイド(関節注射)効果と副作用 (good-health.jp)
メッセージ
当整体院『大田区池上整体院 からだ塾』のミッションは、「お客様が『自らの力』でも健康を管理できるようになること」です。
しかし、ご自身の大事なお体の特徴や状態を把握している方はそう多くないのが現状です。
それは、子供の頃から体について学ぶ機会が今の日本には少ないからです。
・病院で湿布や薬を処方されても、痛みがなかなか改善せずに悩んでいる方
・腰痛や膝の痛み、肩こりに苦しみ、整骨院や整体院、マッサージに通い続けても、またすぐに痛みが戻ってしまう方
・病院でのリハビリが期限で終わり、でも本当はまだサポートが必要だと感じている方
・痛みが落ち着いて運動を再開したけれど、再び痛みが出て、趣味や日常生活を全力で楽しめないと感じている方
・何とか自分で改善したいと願っているものの、どこから始めれば良いのか分からずに迷っている方
・既に他の治療院や整体、病院のリハビリを試したけれど、満足のいく結果が得られなかった方
これらすべての方々にお伝えしたいのは、痛みを繰り返すには「理由」があるということです。内服での対症療法、寝てマッサージを受け、一時的にラクになるだけでは、根本的な解決には至りません。
本当に大事なことはご自身のお体の特徴を理解し、それに合わせた適切なケア方法やトレーニングを知り、実践することが、長期的な改善の鍵となります。
『あなたにもっと早く会えていれば良かった』
これは、私たちが病院勤務時代に理学療法士としてリハビリテーションを行っていた際に、患者さんからよく言われた忘れられない言葉です。
『40代、50代であなたに会って、体のことを教えてもらえていたら、こんな状態にはならなかったかもしれない』
この言葉を聞いた時、私は病院に来る前にもっと早くサポートが必要だと痛感しました。病院だけでは救えない方々がいる現実に直面し、問題が表面化する前から支援をする必要性を強く感じました。
私たちが提供できるのは、単なる一時的な痛みの軽減ではなく、長期的な健康維持のためのサポートです。これを日々探求しながら、より良い支援を提供できるよう邁進しています。そして、この大田区で地域貢献を果たしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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