変形性膝関節症は早く対処することがベスト【おすすめの治し方】

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗し、変形していく進行性の疾患です。初期症状は比較的軽度な膝の痛みや違和感から始まることが多いです。膝の痛みの原因は長年の姿勢の変化、繰り返しの膝への負担、筋力低下での膝への負荷増大などが原因で起こります。 それ以外にも、外傷、軟骨の損傷、骨の異常、炎症性疾患など多くの原因が考えられます。

当整体院【からだ塾】では、多くの方から下記のようなご相談が寄せられおります。
・病院や整体やマッサージなど色々通ってきたけどよくならない
・筋力が足りないと言われ、運動もしてきたけど痛みが続いている
・自分でもなんとかしたいと思うけど情報が多すぎて何をしたら良い分からない

・自分に合っている運動、具体的な内容、やり方がわからない
・運動やウォーキングがいいのは知っているけど、そもそも痛いから出来なくて困っている など

 ご自身のからだの痛みや悩みが「このまま治らないのではないかと不安を抱えたまま過ごしてきた」とお話しを聞きますが、変形性膝関節症の治し方には正しい知識とアプローチをすることで多くのケースで改善します。
 今後いつかは手術をするにしても、注射を打つにしても、しないにしても自分に合ったセルフケアや運動は必須な内容になります。
 大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター~からだ塾~では、「痛みを改善させ、痛みを繰り返さない体づくり」を掲げ活動しています。
 当コラムでは痛みのない元気な生活を送れるよう、変形性膝関節症の正しい知識や痛みがなぜ出ているのかについて解説いたします。

どんな治し方があるのか変形性膝関節症とは?

治し方の前に知っておこう!変形性膝関節症|症状と進行

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗し、変形していく進行性の疾患です。初期症状は比較的軽度な膝の痛みや違和感から始まります。例えば、長時間の立ち仕事や階段の昇降時に膝に不快感を覚えたり、朝起きたときに膝がこわばったりすることがあります。これらの症状は、日常生活において特に活動量が増えたときに強く現れることがあります。

しかし、変形性膝関節症は進行性の疾患であり、放置すれば徐々に症状が悪化していきます。痛みは徐々に強くなり、歩行時や運動時に制約を生じることがあります。膝関節の可動域が制限され、膝の変形や腫れも見られることがあります。最終的には、患者の日常生活や生活の質に大きな影響を及ぼすことがあります。

変形性膝関節症の症状の進行は個人によって異なりますが、早期の段階で適切な管理と治療を受けることが重要です。医師や理学療法士など専門家の指導のもと、適切な治療法や生活習慣の改善を行うことで、症状の進行を遅らせ、膝関節の機能を維持することが可能です。


治し方の前に知っておこう!変形性膝関節症|原因とリスクファクター

変形性膝関節症の原因は複数ありますが、主な要因の一つは加齢です。加齢によって軟骨組織が徐々に変性し、膝関節の機能が低下します。また、過度な負荷や外傷も軟骨の摩耗を促進する要因です。例えば、過去に膝に大きな負荷がかかったり、スポーツや職業上の活動で膝を繰り返し使用することで、軟骨が損傷しやすくなります。

さらに、遺伝的要因も変形性膝関節症の発症に関与しています。家族歴に変形性膝関節症のある場合、遺伝子の影響によって関節の軟骨が弱くなりやすくなる可能性があります。また、肥満や運動不足などの生活習慣もリスクを増加させます。肥満は膝関節にかかる負担を増加させ、軟骨の摩耗を促進します。運動不足は筋力低下や関節の柔軟性の低下を引き起こし、関節への負荷が増加します。

これらの要因が複合的に作用することで、変形性膝関節症が発症しやすくなります。
しかし、適切な予防策や管理を行うことで、リスクを低減させることができます。定期的な運動や体重管理、適切な姿勢の保持など、生活習慣の見直しは変形性膝関節症の予防に効果的です。また、遺伝的要因が関与する場合でも、早期の診断と適切な治療を受けることで症状の進行を遅らせることが可能です。

治し方の前に知っておこう!変形性膝関節症|診断と治療

変形性膝関節症の診断は、主に患者の症状や身体検査、そして画像検査によって行われます。患者が膝の痛みや違和感を訴える場合、医師はまず症状の詳細を聞き、身体検査を行います。その後、レントゲン検査が最も一般的に用いられます。レントゲン画像によって、膝関節の変形や軟骨の減少、骨棘の有無などが確認されます。また、MRIやCTスキャンなどの画像検査も行われる場合があります。

治療法は症状の程度や進行具合に応じて個別に決定されます。初期段階では、非手術的な治療法が選択されることが一般的です。運動療法や物理療法は、関節の柔軟性を保ち、筋力を増強し、痛みを軽減するのに効果的です。また、痛みや炎症の管理のために、薬物療法が行われることもあります。この際には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や痛みを和らげる薬が使用されることがあります。

進行が著しく、非手術的な治療が効果を示さない場合、手術が検討されることもあります。手術の選択肢には、関節鏡下手術や全置換術などがあります。手術にはリスクが伴いますが、関節の機能を回復させ、痛みを軽減する可能性が高いです。治療法の選択にあたっては、患者の年齢、健康状態、生活スタイルなどが考慮されます。

変形性膝関節症の進行は、一般的に以下のようなステージに分類されます。
Kellgren-Lawrence分類:
この分類は、X線撮影を用いて膝関節の変化を評価するもので、0から4までのグレードで表されます。
0は正常、4は最も進行した段階を示します。

【初期段階(ステージ1)】
軽度の軟骨の摩耗がみられるが、症状がほとんどない場合が多い。
膝の痛みや不快感がほとんどなく、日常生活に支障をきたさないことが多い。

【進行段階(ステージ2)】
軟骨の摩耗が進行し、軽度な症状が現れる。
長時間の立位や歩行、階段の上り下りなどで膝の痛みや不快感が増加することがある。

【進行性段階(ステージ3)】
軟骨の摩耗が進行し、膝関節の変形が進行する。
痛みや不快感がより顕著になり、日常生活に支障をきたすことが増える。
関節の可動域が制限されることがあり、膝の動きが制限されることがある。

【重度段階(ステージ4)】
軟骨のほとんどが摩耗し、骨同士が直接接触する状態になる。
膝関節の変形が著しくなり、関節周囲の組織や骨にも変化が見られる。
激しい痛みや不快感があり、日常生活のほとんどが制限されることがある。

これらのステージは、症状や画像検査の結果に基づいて判断され、適切な治療法や管理方法の選択に役立ちます。

変形性膝関節の治し方運動療法とリハビリテーション

変形性膝関節の治し方適切な運動プログラムの重要性

変形性膝関節症における運動療法は非常に重要です。なぜなら変形性膝関節症の原因と言われている部分にアプローチができるからです。原因がわかれば後はその原因に対して対策をとっていくことで、痛みの軽減や緩和、繰り返さない体へ変化させていくことが可能です。
膝関節運動不足は関節周囲の筋肉の衰えや関節の柔軟性の低下を引き起こし、膝関節の負担を増加させます。
しかし、適切な運動プログラムを行うことで、関節の機能を維持し、痛みの軽減につながります。

運動療法の目的は、関節周囲の筋肉を強化し、関節の安定性を向上させることです。特に膝周囲の筋肉、特に四頭筋やハムストリングスなどの大腿部筋群を重点的に鍛えることが重要です。これによって、関節にかかる負担を分散し、軟骨の摩耗を軽減する効果が期待されます。

また、運動プログラムにはストレッチングも含まれます。関節周囲の筋肉や腱を柔軟に保つことで、関節の可動域が向上し、日常生活での動作がスムーズになります。さらに、有酸素運動(ウォーキング、水泳など)も適度に取り入れることで、全身の健康維持や体重管理に役立ちます。

運動療法は個々の症状や進行度に応じてカスタマイズされるべきです。医師や理学療法士の指導のもとで適切なプログラムを選択し、定期的に継続して行うことが重要です。ただし、過度な負荷や無理な運動は逆効果となる可能性があるため、自己判断せずに専門家のアドバイスを受けることが必要です。


変形性膝関節の治し方有効な運動の具体例

変形性膝関節症の管理には、さまざまな種類の運動が効果的です。
まず、ウォーキングは低負荷な有酸素運動であり、関節への負担が比較的少ないため、多くの患者に適しています。ウォーキングは関節の柔軟性を保ち、筋力を増強し、体重管理にも役立ちます。
また、水泳も非常に効果的な運動です。水中では体重が浮力によって軽減され、関節にかかる負担が軽減されます。水泳は全身の筋肉を均等に鍛えるだけでなく、関節の柔軟性を向上させる効果もあります。
さらに、サイクリング、エルゴメーター(その場でこげる自転車)も関節に優しい有酸素運動の一つです。
自転車に乗ることで関節への衝撃を軽減しつつ、有酸素運動を行うことができます。特に室内サイクリングは安全であり、天候や路面の影響を受けることなく運動が可能です。

また、ストレッチや筋力トレーニングも重要です。ストレッチは関節周囲の筋肉や腱を柔軟に保ち、関節の可動域を改善します。一方、筋力トレーニングは膝周囲の筋肉を強化し、関節の安定性を向上させます。特に四頭筋やハムストリングス、腓腹筋などの筋肉を重点的に鍛えることが重要です。

これらの運動を適切に組み合わせ、定期的に行うことで、変形性膝関節症の症状の管理や進行の抑制に効果的です。ただし、運動は個別性が大事であり、ご自身の膝の症状や体力に合わせて運動の種類や内容、強度や頻度を調整することが重要です。

変形性膝関節の治し方理学療法士が得意|リハビリテーションの重要性

変形性膝関節症の場合、手術後や痛みが慢性化した際には、適切なリハビリテーションプログラムが極めて重要です。
手術後のリハビリテーションは、手術によって修復された組織や関節の機能を最大限に回復させるために不可欠です。
運動療法や物理療法を含むリハビリテーションは、関節の柔軟性を向上させ、筋力を回復させることで、患者の生活の質を向上させる助けとなります。

リハビリテーションプログラムは、個々の患者の状態や手術の種類に応じてカスタマイズされるべきです。手術後の初期段階では、関節の安定性を確保するための軽い運動やストレッチングが行われます。徐々に負荷を増やし、関節の機能を回復させることが目指されます。また、物理療法による温熱療法や電気刺激、マッサージなども痛みの軽減や筋肉のリラックスに役立ちます。

痛みが慢性化した場合にも、リハビリテーションは重要です。定期的な運動や物理療法によって、関節の可動域を維持し、筋力を強化することで、痛みの軽減や日常生活の動作の改善が期待されます。さらに、リハビリテーションプログラムは患者の心理的な側面も考慮し、モチベーションを高め、リハビリテーションの成果を最大化する支援を提供します。

総括すると、変形性膝関節症の治療においてリハビリテーションは欠かせない要素であり、患者の生活の質を向上させる重要な役割を果たします。

変形性膝関節の治し方生活習慣の見直しと予防策

変形性膝関節の治し方:体重管理は欠かせない体重1kg増えると膝には3倍の負担がかかる?

肥満は変形性膝関節症のリスク因子の一つであり、膝関節にかかる負担を増加させることが知られています。過剰な体重は軟骨組織に対する負荷を増やし、膝関節の変形や痛みの進行を促進する可能性があります。そのため、体重を適切な範囲内に保つことは変形性膝関節症の予防や管理にとって重要です。

健康的な食事と適切な運動を通じて体重を管理することが重要です。バランスの取れた食事は、栄養素を適切に摂取しつつ、過剰なカロリー摂取を防ぐために役立ちます。食事の質を向上させるために、野菜や果物、全粒穀物、健康的な脂肪を積極的に摂取し、加工食品や糖分の多い飲料を制限することが重要です。

さらに、適切な運動も体重管理に不可欠です。有酸素運動や筋力トレーニングは脂肪を燃焼し、筋肉を強化することで基礎代謝を向上させ、体重を減らすのに役立ちます。また、運動は関節の柔軟性を維持し、軟骨の健康を促進するためにも重要です。

体重管理は変形性膝関節症の予防だけでなく、既存の症状の管理にも効果的です。体重を適切に管理することで、関節への負担を軽減し、痛みや症状の進行を抑制することが期待できます。そのため、健康的な生活習慣を取り入れ、体重を管理することが重要です。

体重が1キロ増えると、膝への負担は約3倍増加します。一般的に、体重が増えると膝関節にかかる負荷が増加し、膝関節に加わる圧力が増大します。具体的には、体重1キロ増えるごとに、膝関節には約3キロの追加負荷がかかるという研究結果があります。このような追加の負荷が繰り返し加わることで、軟骨の摩耗や関節の炎症を引き起こし、変形性膝関節症などの関節問題を悪化させる可能性が高まります。そのため、体重の管理は関節の健康を維持するために非常に重要です。


変形性膝関節の治し方:適切な姿勢と関節保護負担をかけないためには真っ直ぐが良いのか?

正しい姿勢や膝関節への負担を軽減する動作の工夫が必要です。まず、立つときや座るときには、背筋を伸ばし、体重を均等にかけるようにします。膝を真っ直ぐに保つことや、腰や背中の曲がりを避けることも大切です。また、物を持ち上げる際には、膝を曲げてしゃがむようにして、腰を過度に曲げないように注意します。
なぜなら、膝は大きな骨2本が上と下にあり、それを繋いでおります。これがO脚のように曲がってしまうと倒れた側は潰され、反対側はそれ以上倒れないように伸ばされるストレスがかかり続けます。

どう考えても過度に曲がっているより、まっすぐに近い状態の方が負担は少なそうですよね?
ではずっとまっすぐの姿勢でいる必要はなく、支えなければいけない時には支えやす負担がかかりにくいところで支えられるのいが理想です。支えるためには筋肉の活動も必要なのでずっと同じ姿勢では筋肉も疲れてしまい、その部分には痛みが出やすくなるからです。

運動や日常生活での姿勢や動作に気を配ることで、関節への負担を最小限に抑えることができます。特に、階段の上り下りや長時間の立ち仕事など、関節に負荷がかかりやすい状況では、正しい姿勢を保つことが重要です。また、重い荷物を持つときは、腰や膝を傷めないように注意深く動作することも大切です。
さらに、適切な靴の選択も関節保護に役立ちます。膝関節への負担を軽減するためには、クッション性のある靴や適切なインソールを使用することが推奨されます。運動時には、適切なスニーカーやランニングシューズを選ぶことで、膝関節の安定性を高めることができます。

適切な姿勢や関節保護の意識を持ち、日常生活での動作を注意深く行うことで、関節の健康を維持し、変形性膝関節症などの関節問題を予防することができます。

変形性膝関節の治し方:定期的な医師の診察とケア

定期的な医師の診察を受けることは、変形性膝関節症の管理において非常に重要です。医師は症状の進行をモニタリングし、適切な治療法の見直しや調整を行うことができます。また、定期的な診察では、必要に応じて追加の検査や画像検査を行い、病状の詳細な評価を行うことも可能です。
変形性膝関節症は進行性の疾患であり、症状が悪化する可能性があります。しかし、早期の段階での介入は症状の進行を遅らせる助けになります。医師は症状の変化を評価し、適切な治療法を提案することで、患者の症状の管理や生活の質の向上に貢献します。
定期的な医師の診察だけでなく、医師の指示に従い、適切な治療やリハビリテーションプログラムを継続することも重要です。また、日常生活での適切な姿勢や動作を意識し、関節への負担を最小限に抑えることも大切です。継続的なケアと自己管理が、変形性膝関節症の管理において不可欠な要素です。

まとめ

今回は「変形性膝関節症の治し方」についての記事でした。
変形性膝関節症の痛み改善には膝の解剖や痛みの正しい知識を知った上で適切に管理していくことが重要となります。
繰り返している膝の痛みにサヨナラするためには、お仕事や活動量なども鑑みながら、適切なセルフケアやトレーニングを行うことが大切です。一つずつ取り組んでみて、自分に合った方法を見つけていくことが重要です。

大事なことは、
・ご自身のおからだの特徴を把握すること
・ケガや病気のことを正しく知ること これらが重要となります。

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この整体コラムを書いた人

大田区池上駅の整体院 からだ塾センター長・理学療法士田中隆太

保有資格

  • 理学療法士(国家資格)免許取得
  • 日本オランダ徒手療法士 四肢コース修了
  • 日本オランダ徒手療法士 準徒手(脊柱・骨盤帯コース)修了
  • 日本オランダ徒手療法士 徒手(筑波大)コース
  • 日本オランダ徒手療法士 認定講師任命
  • 日本理学療法士協会在籍 新人教育プログラム修了
  • 日本理学療法士協会在籍 登録理学療法士取得済
  • 日本理学療法士協会在籍 地域ケア会議推進リーダー取得
  • 日本理学療法士協会在籍 介護予防推進リーダー取得
  • ポケットセラピスト   登録理学療法士
  • 健康経営アドバイザー取得
  • 一時救命処置(BLS:basic life support)取得

執筆

  • 医療情報サイト『Good Health』
    怖さもしらないと!ステロイド(関節注射)効果と副作用 (good-health.jp)

メッセージ

当整体院『大田区池上整体院 からだ塾』のミッションは、「お客様が『自らの力』でも健康を管理できるようになること」です。

しかし、ご自身の大事なお体の特徴や状態を把握している方はそう多くないのが現状です。
それは、子供の頃から体について学ぶ機会が今の日本には少ないからです。

・病院で湿布や薬を処方されても、痛みがなかなか改善せずに悩んでいる方
・腰痛や膝の痛み、肩こりに苦しみ、整骨院や整体院、マッサージに通い続けても、またすぐに痛みが戻ってしまう方
・病院でのリハビリが期限で終わり、でも本当はまだサポートが必要だと感じている方
・痛みが落ち着いて運動を再開したけれど、再び痛みが出て、趣味や日常生活を全力で楽しめないと感じている方
・何とか自分で改善したいと願っているものの、どこから始めれば良いのか分からずに迷っている方
・既に他の治療院や整体、病院のリハビリを試したけれど、満足のいく結果が得られなかった方

これらすべての方々にお伝えしたいのは、痛みを繰り返すには「理由」があるということです。内服での対症療法、寝てマッサージを受け、一時的にラクになるだけでは、根本的な解決には至りません。

本当に大事なことはご自身のお体の特徴を理解し、それに合わせた適切なケア方法やトレーニングを知り、実践することが、長期的な改善の鍵となります。

『あなたにもっと早く会えていれば良かった』

これは、私たちが病院勤務時代に理学療法士としてリハビリテーションを行っていた際に、患者さんからよく言われた忘れられない言葉です。

『40代、50代であなたに会って、体のことを教えてもらえていたら、こんな状態にはならなかったかもしれない』

この言葉を聞いた時、私は病院に来る前にもっと早くサポートが必要だと痛感しました。病院だけでは救えない方々がいる現実に直面し、問題が表面化する前から支援をする必要性を強く感じました。

私たちが提供できるのは、単なる一時的な痛みの軽減ではなく、長期的な健康維持のためのサポートです。これを日々探求しながら、より良い支援を提供できるよう邁進しています。そして、この大田区で地域貢献を果たしていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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