[坐骨神経痛 対策|女性に多い原因と正しいケア法]

朝起きると、お尻や太ももにピリッとした痛み。 長く座ると足がしびれる——。
「坐骨神経痛かも?」と思いながらも、病院や整体に行ってもなかなか改善しない。 そんな悩みを抱えていませんか?
実は、坐骨神経痛は“神経の問題”だけではありません。
女性の体はホルモンバランスや骨盤の変化、筋力の低下など、 年齢とともに多くの要因が重なりやすいのです。
本記事では、理学療法士が専門的な視点から 女性に多い坐骨神経痛の原因と正しい対策法を詳しく解説。
一時的な痛みの改善ではなく、 「もう痛みに戻らない体」をつくる方法をお伝えします。

当整体院にも、
・レントゲンやMRI上、加齢に伴う変形はあるが大きな問題はなかった。けどなかなか良くならない
・痛み止めや湿布を処方され、日常生活の活動や仕事は落ち着いたら再開したけどまた痛くなってしまった…
・整骨院で電気治療、病院やクリニックでのリハビリをやっていたが効果を感じなかった

など多くのお悩みや不安のご相談を頂きます。

「腰痛、坐骨神経痛には治療だけでなく、正しい施術とアプローチ、考え方、取り組み方が必要です!」多くの方が抱える慢性腰痛、坐骨神経痛に対して、理学療法士の視点からのアプローチを詳しく解説し、効果的な施術法と自宅でできるセルフケアをご提案します。

大田区池上の整体院 セルフケアアドバイスセンター ~からだ塾~では、「腰痛を改善させ、腰痛を繰り返さない体づくり」を掲げ、活動しています。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリなぜ坐骨神経痛は女性に多いのか?

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ更年期と坐骨神経痛の関係|ホルモン変化に合わせた正しい対策法

40〜60代の女性で「お尻から脚にかけてのしびれや痛み」を感じる方は少なくありません。
その背景には、更年期に起こるホルモンバランスの変化が深く関係しています。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、筋肉や血管、神経の柔軟性を保つ働きがあります。
しかし更年期を迎えると、このエストロゲンが急激に減少し、筋肉や靭帯がこわばりやすくなります。
その結果、神経の通り道である坐骨神経の滑りや血流が悪化し、
「しびれ」「重だるさ」「ピリピリ」といった痛みが出やすくなるのです。
また、ホルモンの変化は自律神経にも影響します。
交感神経が優位になると血管が収縮し、冷えや筋緊張が強まり、痛みが悪化。
不安やイライラが続くことで、体が“常に緊張モード”になり、回復が遅れてしまうこともあります。
こうした時期の正しい坐骨神経痛対策は、
ストレッチや筋トレだけに偏らず、
「体を温める」「呼吸を整える」「リラックスして自律神経を安定させる」ことが大切です。
そして何よりも、
「そもそも痛みがなぜ起こっているのか」を見極めることが欠かせません。
どのような動きで、どのタイミングで、どの程度の痛みが、どのくらい持続するのか。
この分析を丁寧に行うことで、はじめて根本的な対策が見えてきます。
人は「わからないこと」に不安を感じやすいもの。
その不安や心配を抱えたままでは、交感神経の緊張が続き、痛みが長引いてしまいます。
だからこそ、原因を可視化し、体を理解することが、女性の坐骨神経痛改善の第一歩なのです。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ骨盤・股関節のゆがみが坐骨神経を圧迫する理由

「骨盤のゆがみが原因かもしれませんね」
この言葉はよく聞きますが、実際には“ゆがみ”にもいくつかの意味があります。
医学的には、骨がねじれているというよりも、
骨(関節)の位置関係=静的アライメントと、
動くときの筋肉の使い方=動的アライメントの両方に注目する必要があります。
たとえば、加齢や姿勢のくせなどで骨の配列(静的アライメント)が少し変化している場合、
それ自体が坐骨神経の走行に影響することがあります。
一方で、関節の構造が正常でも、筋肉の使い方に左右差があると、
動作中の動的アライメントが崩れ、結果的に神経にストレスがかかるケースも多いのです。
女性は男性より骨盤が広く、関節も柔らかいため、
姿勢や生活習慣の影響を受けやすく、
骨盤のわずかな傾きや股関節のねじれが生じやすい構造になっています。
さらに、更年期以降は筋力低下とホルモン変化により、
骨盤を支える中臀筋・腹横筋・骨盤底筋などが弱まり、
体幹の安定が失われやすくなります。
坐骨神経は骨盤のすぐ下を通り、
お尻の深部にある梨状筋の下を走行します。
このため、骨盤のアライメントや股関節の動きが崩れると、
梨状筋が硬くなって神経を圧迫し、
「お尻が痛い」「太ももの裏がしびれる」といった症状を引き起こします。
臨床では、立位や歩行、片脚立ちなどの動作分析を通して、
「骨盤の静的アライメント」と「動作中の動的アライメント」の両方を確認します。
重要なのは、“ゆがんでいる”という表面的な判断ではなく、
どの筋肉が働いていないのか、どの動きが神経に負担をかけているのかを明確にすること。
そして、調整の目的は「矯正」ではなく、
骨・筋・神経が協調して動ける状態を取り戻すことです。
それが、坐骨神経痛の再発を防ぐための根本的なアプローチといえるでしょう。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ冷え・運動不足・オーバーユース・ストレスが痛みを悪化させる仕組み

坐骨神経痛の症状がなかなか改善しない方の多くに共通しているのが、
「冷え」「運動不足(アンダーユース)」「使いすぎ(オーバーユース)」「ストレス」の4つの要因です。
これらは一見バラバラに見えますが、すべて血流・神経伝達・筋肉の柔軟性という体の基本機能に関わっています。
まず、「冷え」は痛みを悪化させる代表的な要因です。
血流が悪化すると、神経や筋肉に酸素や栄養が届かず、老廃物が滞留します。
その結果、筋肉が硬くなり、神経が圧迫されやすくなり、
「じっとしていても痛い」「夜になるとしびれる」といった症状が出やすくなります。

次に、「運動不足(アンダーユース)」です。
体を動かさない状態が続くと、筋ポンプ作用(血液を心臓に戻す働き)が低下し、
神経のまわりの血流も滞ります。
筋肉や関節の動きが小さくなり、“動的アライメント”が崩れることで、
わずかな動作でも痛みを感じやすい体に変わってしまうのです。

一方で、意外と見落とされがちなのが「オーバーユース(使いすぎ)」です。
痛みを早く治したい一心で、過剰なストレッチや筋トレを続けてしまう方も多く見られます。
しかし問題は“量”だけではありません。
目的に合っていない動き方や、誤ったフォーム、
今の体の状態に対して強すぎる負荷をかけると、
神経や筋肉が炎症を起こしたり、かえって防御反応で硬くなったりするのです。
たとえば、お尻の深部にある梨状筋を強く伸ばしすぎると、
一時的にスッキリしても、神経が過敏になりしびれが悪化することがあります。
また、痛みが出ている側の筋肉を頑張って鍛えようとすると、
体の使い方の“パターン”自体が偏り、さらにバランスを崩すケースも少なくありません。
つまり、オーバーユースとは「動かしすぎ」だけでなく、
“質の合っていない動き方”も含まれるということ。
体に必要なのは、“たくさん動くこと”ではなく、
“正しい順番と質で動かすこと”なのです。

そして最後に、「ストレス」。
不安や焦り、イライラが続くと交感神経が過剰に働き、血流が悪化します。
呼吸も浅くなり、胸郭や横隔膜の動きが制限され、
体幹(特に腹横筋・骨盤底筋)の働きが弱まり、骨盤まわりの安定性が失われます。
痛みを和らげるためには、
「冷えを防ぐ」「動かさなすぎず、動かしすぎず」「ストレスを整える」ことが大切です。
そのために、深い呼吸・軽い運動・体を温める習慣を日常に取り入れていくことが効果的です。
ポイントは“我慢”でも“根性”でもなく、
体と神経を整える方向に導くこと。
冷え・過不足・ストレスのバランスを整えることが、
坐骨神経痛を慢性化させないための最も確実な対策です。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ50代女性が実践できる坐骨神経痛 対策

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ女性に多い前傾姿勢タイプの坐骨神経痛|反り腰が痛みを招くメカニズム

坐骨神経痛というと「猫背だから」「姿勢が悪いから」と言われることが多いですよね。
でも実際には、腰を反らせすぎる“反り腰タイプ”の女性にも、とても多く見られます。
特に50代以降の女性は、ホルモンバランスの変化や腹筋・骨盤底筋のゆるみから、
自然と骨盤が前に傾き、腰が反りやすい姿勢になりがちです。
鏡で見ると一見「姿勢がいい」ように見えるのですが、
その実、腰の関節(椎間関節)や神経の通り道には、知らず知らず大きな負担がかかっています。
この“反り腰姿勢”では、腰の後ろ側の関節にギュッと圧がかかり、
筋肉が硬くこわばることで神経の血流も悪くなります。
さらに、腰を反らせた姿勢が続くと脊柱管(神経の通り道)が狭くなり、
歩いているとお尻や太ももに痛みが出て「少しかがむと楽になる」という方も多いです。
これは“脊柱管狭窄”といって、50〜60代の女性によく見られるタイプです。
また、骨盤が前に傾くことで股関節が伸びすぎた状態になり、
お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなると、
そのすぐ下を通る坐骨神経が締めつけられるように刺激を受けます。
この状態では、MRIで大きな異常が見つからなくても、
「座るとお尻が痛い」「横向きで寝るとしびれる」といった症状が強く出ることもあります。
つまり、反り腰タイプの坐骨神経痛は、
腰の関節にかかる圧迫ストレス
反り姿勢による神経の通り道の狭まり
お尻まわりの筋肉による神経の締めつけ
この3つが重なって起きているケースが多いのです。
改善のポイントは、「たくさん動かす」ことではなく、
✔ 腰を反らせすぎない立ち姿勢を覚える
✔ 呼吸とお腹の力(腹圧)で骨盤を支える
✔ お尻の筋肉を“しっかり使える状態”に戻す
この3つを整えることです。
一度ついた“反り腰のクセ”は無意識の動きにしみついていますが、
正しい方向に体を導けば、坐骨神経へのストレスはぐっと減っていきます。


腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ女性に合うやさしい坐骨神経痛対策|「反らさず整える」シンプルケア

坐骨神経痛のケアというと、「たくさんストレッチをすれば治る」「筋トレで支えを強くする」という情報が多く出回っています。
しかし、50代以降の女性では、筋力よりもまず「体をどう使うか」が大切です。
筋肉が硬くなるのは、使いすぎでも使わなすぎでも起こるもの。
どちらも坐骨神経にとってはストレスになってしまいます。
だからこそ、最初に取り組むべきは「反り腰を整える」こと。
腰を守る正しい使い方を取り戻すだけで、痛みの波が落ち着く方は少なくありません。

①骨盤の動きを取り戻す「前後ゆらし+股関節の曲げ伸ばし」ケア
仰向けで寝て、両ひざを立てます。
腰の下に少し空間ができているのを感じながら、
この動きは、硬くなった腰椎まわりや股関節周囲の筋肉をゆるめ、
「反りすぎて固定されていた腰」を自然な位置に戻す効果があります。
無理に伸ばしたり、力を入れる必要はありません。
呼吸に合わせて行うことで、腰の緊張がほぐれ、神経への圧が和らぎやすくなります。

・腰を支える“軸”をつくる意識づけ
次に大切なのは“動かす”よりも“感じて支える”こと。
骨盤まわりを動かしたあと、仰向けのままお腹と背中に手をあてて、
「お腹を軽くへこませた状態で5秒キープ」。
この“へこませすぎない腹圧”が、反り腰姿勢の修正につながります。
腰で支えるのではなく、体の内側(下腹部とお尻の奥)で体重を受けるイメージです。
これだけでも、腰椎の過伸展が抑えられ、坐骨神経にかかるストレスが減っていきます。
やりすぎないことが一番の“治療”
坐骨神経痛のケアで最も多い失敗は、「良かれと思って動かしすぎる」ことです。
強いストレッチや回数を増やすほど、神経や筋膜の摩擦が起こり、
かえって痛みが長引くことがあります。
動きは1〜2種類で十分。
大事なのは、「腰が反っていないか」「力んでいないか」を確認しながら、
心地よく続けられるペースを見つけることです。

★まとめ★
反り腰タイプの坐骨神経痛は、筋トレよりもまず「動きの質」を整えることが第一歩です。
腰を反らさず、骨盤をゆらし、体の軸で支える。
それだけで、坐骨神経への負担は大きく減っていきます。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ坐骨神経を整える温め方と生活リズムの整え方

坐骨神経痛のケアで「温める」ことはとても大切です。
ただし、どこを温めるかで結果は大きく変わります。
足やお尻に痛みが出ているからといって、その部分だけを温めても根本的な改善にはつながりにくいのです。
神経は、腰のあたりから足先まで一本の「電線」のようにつながっています。
足にしびれや痛みがある場合でも、その信号を出している“司令塔”は腰の少し下。
ちょうどお尻の上のあたりにあります。
ですから、足がつらいときほど、その神経の根元である腰まわりを温めることが効果的です。
腰を温めて“神経の根っこ”をゆるめる
カイロや温熱パッドを使うときは、腰の真ん中ではなくベルトの少し上からお尻の上部あたりに貼るのがおすすめです。
この部分には、坐骨神経につながる神経の出口が集まっています。
ここを温めることで、神経が過敏になっている状態を落ち着かせ、
足先やふくらはぎの冷え、しびれも自然と和らいでいきます。
「足が冷える=足を温める」ではなく、
「腰を温めて体全体の流れを良くする」ことが、神経痛改善の大事なノウハウです。

“時間”よりも“リズム”を整える
体の回復には、温度よりも1日のリズムが大きく影響します。
特に50代以降の女性は、自律神経の働きが乱れやすく、
夜になると痛みが強まったり、体が冷えやすくなったりします。
そこでおすすめなのが、「朝と夜の2回リズム」。
朝起きたら、腰に手を当てて3回ゆっくり深呼吸
夜は湯船で腰の奥まで温まり、出た後は冷やさないよう腹まわりを保温
この習慣をつくることで、血流と神経の働きが安定し、
“1日の中で痛みがぶり返す”という波が少しずつ減っていきます。

★体を冷やさない生活習慣★
冷えは気温だけでなく、生活の中にも潜んでいます。
・エアコンの風が直接当たる場所での長時間作業
・冷たい飲み物やアイスの摂りすぎ
・運動不足による血流の滞り
こうした“日常の冷えグセ”が積み重なると、
腰から出ている神経の通り道が冷えて硬くなり、痛みを感じやすくなります。
小さなことでも、「腰を冷やさない」意識を持つだけで、神経の働きが整いやすくなります。

★まとめ★
坐骨神経痛の温めケアで大切なのは、
「どこが痛いか」より「どこが指令を出しているか」を意識することです。
足がつらいときこそ、腰の少し下を温めて神経の根っこを整える。
そして、朝晩のリズムをつくり、体の内側から冷えを防ぐ。
それだけで、神経の通りがスムーズになり、
体が「自分で治せる」状態へ少しずつ戻っていきます。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ坐骨神経痛 対策の最終ステップ|専門家と行う“動きの再教育”

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ痛みを改善してからが本当のスタート|“弱い部分”を鍛え直す

痛みを改善する――これは、私たちのセンターでは“当たり前”の部分です。
もちろん、すべてが100%うまくいくわけではありません。
けれど、痛みを取り除くだけで終わってしまうと、同じ症状を何度もくり返すことになります。
本当のスタートは、痛みが落ち着いてから。
そこから「なぜその痛みが起こったのか」を掘り下げ、
弱くなっていた部分をもう一度、使える状態に戻していくことが大切です。

人の体は、年齢とともに少しずつ筋力・柔軟性・回復力が下がっていきます。
それ自体は自然なことですが、何もしなければ確実に“右肩下がり”になります。
だからこそ、私たちはその下降をできるだけゆるやかにし、
できる限り「今の体を維持する・取り戻す」ことを目指します。

たとえば、腰の痛みが落ち着いた後に、
体幹の安定性や股関節の可動性を少しずつ戻すトレーニングを行うことで、
神経や筋肉の“使われ方”が変わっていきます。
痛みの改善は「ゴール」ではなく「リスタート」。
自分の体を理解し、再び使える体に育てていく。
それが、坐骨神経痛を繰り返さないための本当のリハビリです。


腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ自分の体を知ることが再発を防ぐ第一歩

坐骨神経痛をくり返す方の多くは、
「どんな動きが原因なのか」「どこに負担がたまっているのか」
という“自分の体のクセ”をまだ正確に理解できていないことが多いです。
つまり、痛みの原因は“動き方の習慣”の中にあるということ。
たとえば――
・いつも片方の足に重心をかけて立っている
・座るときに腰を丸める(または反らしすぎる)
・歩くときに骨盤が左右どちらかに傾いている
・無意識にお尻や太ももを固めて動いている
こうした小さなクセの積み重ねが、
少しずつ神経や筋肉への負担となり、結果として「坐骨神経痛」を引き起こします。
自分の体を知ることは、痛みを観察することから始まります。
「どの姿勢で痛いのか」「どの動きで軽くなるのか」「どんなタイミングでしびれが出るのか」。
これを意識するだけでも、体がどんな助けを求めているのかが見えてきます。
私たちは施術の中で、こうした“体の使い方のクセ”を丁寧に確認します。
筋肉のバランス、関節の可動域、神経の反応。
それぞれを見極めることで、
「あなたの痛みが、どこから始まっているのか」を一緒に探していくのです。

大切なのは“体の声を聴く習慣”を身につけること。
痛みを無視せず、変化を感じ取る力を育てていけば、
再発は自然と遠ざかります。
坐骨神経痛の本当の改善とは、
痛みを取ることではなく、自分の体との関係を取り戻すこと。
その気づきが、10年先も自分の足で歩ける体をつくる第一歩です。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリ「坐骨神経痛 対策の最終ステップ|専門家と行う“動きの再教育”」

セルフケアやストレッチを頑張っても、
「やっているのに変わらない」「その場しのぎに感じる」――
そんな声をよく聞きます。
実は、痛みが出ている部分に“原因”があるとは限りません。
多くの場合、体の動き方そのものが間違っているのです。
たとえば、坐骨神経痛でお尻や足がしびれる方でも、
実際に評価をしてみると、
股関節がうまく動いていなかったり、
腹部や背部の筋肉が連動していなかったりします。
つまり、「痛みのある場所」ではなく、
“そこに負担をかけてしまう動き方”こそが根本原因。
この“動きの再教育”こそ、私たちが最も大切にしている部分です。
そして大事なのは、
その動きを「ご自宅や職場でも自分で管理できるようにすること」。
施術の場だけでなく、日常の中で自分の体をコントロールできるようになる――
これが「繰り返さない体」をつくる最大の鍵です。
「やりたいことをもう一度やれる」
「痛みを気にせず生活を楽しめる」
その状態を自分の力で維持できるようになることが、
本当の意味での“卒業”だと考えています。
自分の体は、自分で守る。
そのための“知識”と“感覚”を身につけることが、
からだ塾でお伝えしている最も大切なテーマです。
人任せではなく、自分で体を整えられるようになる。
その力があれば、年齢を重ねても「回復できる体」でいられます。

腰痛の治療や対策|大田区池上整体リハビリまとめ:坐骨神経痛 対策のまとめ|繰り返さない体をつくる3つのポイント

坐骨神経痛の本当の対策は、「痛みを取ること」ではなく、 「再び同じ痛みを起こさない体をつくること」です。
そのためには、 • 更年期や筋力低下など、女性特有の変化を理解する • 骨盤・股関節・背骨の連動を整える • そして、動きを再教育していく この3つのステップが欠かせません。
一時的に楽になるだけのケアでは、また同じ場所に負担が戻ってしまいます。
理学療法士と一緒に、動作・姿勢・生活環境を見直すことで、 “体の根本設計”を変えることができます。
もし今、「もう何をしても良くならない」と感じているなら、 一度専門家の目で、体の使い方を見直してみましょう。
坐骨神経痛 対策の最終ステップは、 あなた自身の体を“整える力”を取り戻すことから始まります。

今回は「坐骨神経痛 対策|女性に多い原因と正しいケア法」についての記事でした。

腰痛の改善には、単なる痛みの緩和ではなく、根本的な原因に対応するための多角的なアプローチが効果的です。
病院治療、整体施術、自宅でのセルフケアを組み合わせ、腰痛の予防と長期的な健康管理を目指しましょう。
正しい知識と習慣の確立により、腰痛から解放される日常を目指します。

大事なことは、
・ご自身のおからだの特徴を把握すること
・腰痛、ケガや病気のことを正しく知ること
これらが重要となります。

当整体院『からだ塾』では、おからだの状態をカウンセリングや評価を通じて確認し、体の不調、痛みやコリなどの改善に向けた施術はもちろん、ご自身でも行えるセルフケア(運動療法やトレーニング)を学び、他ではないトータルサポートで繰り返さないからだ作りを支援、サポートいたしております。

ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。

ご自身のからだのことを知り、ご自分に合った施術、セルフケアやトレーニングでつらい症状を改善させていきましょう。



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この整体コラムを書いた人

大田区池上駅の整体院 からだ塾センター長・理学療法士田中隆太

保有資格

  • 理学療法士(国家資格)免許取得
  • 日本オランダ徒手療法士 四肢コース修了
  • 日本オランダ徒手療法士 準徒手(脊柱・骨盤帯コース)修了
  • 日本オランダ徒手療法士 徒手(筑波大)コース
  • 日本オランダ徒手療法士 認定講師任命
  • 日本理学療法士協会在籍 新人教育プログラム修了
  • 日本理学療法士協会在籍 登録理学療法士取得済
  • 日本理学療法士協会在籍 地域ケア会議推進リーダー取得
  • 日本理学療法士協会在籍 介護予防推進リーダー取得
  • ポケットセラピスト   登録理学療法士
  • 健康経営アドバイザー取得
  • 一時救命処置(BLS:basic life support)取得

執筆

  • 医療情報サイト『Good Health』
    怖さもしらないと!ステロイド(関節注射)効果と副作用 (good-health.jp)

メッセージ

当整体院『大田区池上整体院 からだ塾』のミッションは、「お客様が『自らの力』でも健康を管理できるようになること」です。

しかし、ご自身の大事なお体の特徴や状態を把握している方はそう多くないのが現状です。
それは、子供の頃から体について学ぶ機会が今の日本には少ないからです。

・病院で湿布や薬を処方されても、痛みがなかなか改善せずに悩んでいる方
・腰痛や膝の痛み、肩こりに苦しみ、整骨院や整体院、マッサージに通い続けても、またすぐに痛みが戻ってしまう方
・病院でのリハビリが期限で終わり、でも本当はまだサポートが必要だと感じている方
・痛みが落ち着いて運動を再開したけれど、再び痛みが出て、趣味や日常生活を全力で楽しめないと感じている方
・何とか自分で改善したいと願っているものの、どこから始めれば良いのか分からずに迷っている方
・既に他の治療院や整体、病院のリハビリを試したけれど、満足のいく結果が得られなかった方

これらすべての方々にお伝えしたいのは、痛みを繰り返すには「理由」があるということです。内服での対症療法、寝てマッサージを受け、一時的にラクになるだけでは、根本的な解決には至りません。

本当に大事なことはご自身のお体の特徴を理解し、それに合わせた適切なケア方法やトレーニングを知り、実践することが、長期的な改善の鍵となります。

『あなたにもっと早く会えていれば良かった』

これは、私たちが病院勤務時代に理学療法士としてリハビリテーションを行っていた際に、患者さんからよく言われた忘れられない言葉です。

『40代、50代であなたに会って、体のことを教えてもらえていたら、こんな状態にはならなかったかもしれない』

この言葉を聞いた時、私は病院に来る前にもっと早くサポートが必要だと痛感しました。病院だけでは救えない方々がいる現実に直面し、問題が表面化する前から支援をする必要性を強く感じました。

私たちが提供できるのは、単なる一時的な痛みの軽減ではなく、長期的な健康維持のためのサポートです。これを日々探求しながら、より良い支援を提供できるよう邁進しています。そして、この大田区で地域貢献を果たしていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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